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アンダーカットの箱形状の中に、製品の補強のための縦リブ、横リブ、あるいはその両方が入っているような場合等は、成形品の傾斜コアに対する喰い付力は大変に大きなものがあります。
アンダーカットの形状にもよりますが、成形品の傾斜コア・倒れコアに対する喰い付力は想像以上に大きく、突出しの際成形品が、他の押出ピンや直押出コアの上を滑って傾斜コアに追従してしまう(製品が取られる)場合が考えられます。
製品形状のアンダーカット部の中が狭いために、傾斜コアのアンダーカット部形状が薄くなってしまう場合があります。
通常傾斜コアは、コアに傾斜ロッド(傾斜ピン)を組み付けるタイプが主流ですが、製品形状や型構造上の制約等により、コアに傾斜ロッドを組み付けるだけの幅が取れないケースがあります。
製品の形状や型構造上の制約等により、傾斜ロッド中心が、アンダーカット形状中心から平面的に大きく偏芯せざるを得ない時に使用します。
傾斜コアは製品突出し時にコアを横へ動かしてアンダーカットをはずす機構ですが、製品との干渉のみならず、一緒に押し上がってくる他の構造物との干渉も避けなければなりません。
一般的に傾斜ロッドの角度は12~15°程度が限界と言われています。
しかし、アンダーカット処理ストロークが長い等の理由で、その限界を超えて傾けなければならない時は傾斜ロッドにかかる負担が大変大きくなってしまいます。この場合は補助ロッドを使用します。
傾斜コアは製品突出し時にコアを横へ動かしてアンダーカットをはずす機構ですが、コアが動き切った先に(コアのアンダーカット処理ストロークの範囲内で)干渉する製品形状がないことが条件となります。
製品内側にあるアンダーカットの処理方向に上り下りがある場合、傾斜コアを採用します。押出板にコアの動き方向を制御する台を取り付けます。
アンダーカットの処理方向に上り下りがある場合、たとえアンダーカット量が少量であっても、倒れコアを採用することはできません。