
HOME > 金型設計 虎の巻 > 設計時の注意 > 五、倒れコア設計時の注意点 その一
倒れコアのメリットは傾斜コアに比べ小スペースでの配置が可能で、エジェクタピンに比べて製品を押し出す力が強く、白化が起こりにくいことです。
しかし回転運動で強制的にアンダーカットを外す構造のため、わずかな量のアンダーカットにしか対応できません。また製品面が下がっていく方向への配置が不可能で、アンダーカットの上り下りにも対応できません。
(設計時の注意点)
倒れコアは受け面が少なすぎると成形圧力によって倒れコアがたわみ、製品にバリが発生してしまい
ます。
倒れコアの受け面のポイントaを、アンダーカットの最も深い位置よりも下(可動主型底面寄り)に設定(b寸法を確保)して下さい。これにより倒れコアが成形圧力でたわむことを防ぎ、バリの発生を防ぐことができます。