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設計時の注意

[2009年10月01日]七、製品収縮に係る傾斜コア及び倒れコア設計上の注意点

プラスチック製品の金型を設計するとき、まず始めに製品の基準となる位置を決め、それぞれの材質ごとに決められた収縮率を製品に掛けて、実際に出来上がる製品よりもわずかに大きくしてから設計を開始します。 

 

その理由は、プラスチックが熱せられた状態のときと冷え切った状態のときで大きさに違いがあるためです。樹脂が高温のときは体積が膨張していますが、常温に近づくに連れて収縮します。



一般的に製品が金型から抜ける瞬間の収縮量は全収縮量の7~8割と言われています。
そこで注意しなければいけない事は、製品の中央に向かって動くように設置された傾斜コア及び倒れコアのアンダーカット処理ストロークです。

製品外側に向かって動く場合は、傾斜コアや倒れコアから収縮によって製品が離れていく方向なので問題ありません。しかし内側に動く場合は製品がストローク方向と同じく内側に向かって収縮してくるため、傾斜コアや倒れコアをその収縮分の距離を見込んだアンダーカット処理ストロークに設計する必要があります。

 
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